ブログ始まったばっかなのにもう番外編です。1月初旬に行った仙台旅行での食レポをお送りします。
1日目昼 半田屋でオリジナル定食
今回の旅、牛タンは食べないと決めておりました。東京でも食べられるじゃん、ってのが1つ。通勤時には味の牛タン喜助を毎日横目に見ています。そして通るたびにお値段にため息が出るのです。1食2000円もかけていたら旅の予算が持ちません。これが2つ目の理由。
というわけで、何か仙台でしか食べられない、牛タン以外のうまくて安い飯はないのかと探していたら、このサイトにぶち当たりました。
仙台発祥の「半田屋」という大衆食堂。どうやら格安で自分の食べたいものが食べられるらしい、と大変に興味をそそられ、この旅の主役をかすめ取るがごとく、優先順位が爆上がりしました(本当のメインは松島観光)。
どんな店かは↑の記事が物語っているのでぜひ見てほしいです。
昼前に仙台駅に到着。本当は夜に半田屋、ということを想定していたのですが、予定していたうまい鮨勘がまさかのお休み。てなわけで、同じビルに入っている半田屋 東口BiVi店に行くっきゃない。
ちなみにこのBiViというのはなかなか乙な商業施設で、飲食店のほかにゲーセンやカラオケ、ネカフェなどが入居しています。向かいのヨドバシカメラとセットで、仙台駅東口はさながら秋葉原。
店の前で立て看板がお出迎え。
一歩足を踏み入れると、もうそこには海千山千、色とりどりのおかずが溢れんばかりに並んでいます。野菜系、肉系、魚系、揚げ物系。ひとつひとつの小鉢には丁寧にラップもしてあります。
ここから好きなものを好きなだけお盆に乗せてレジへ向かいます。ご飯や汁物、カレーやラーメンはこの段階で注文します。店員さんはご高齢の方が中心とお見受けしました。でも値段の計算もあっという間に済ませてすごい。しかも支払い方法にVISAタッチ決済まで用意されていてなかなか現代的。
そして選んだメニューがこちら。
左下から、メヌケの煮付け(骨取り済み!)、オクラ納豆、菜の花のナムル、めし(これでミニサイズ)、そして口コミで評判だった豚汁。全部で700円!お安い!
お魚は備え付けの電子レンジで加熱。ラップをはずしていただきます。
もうどれも味付けが絶妙で、薄味好きな私の舌にぴったり。外食なのにここは家かと思うくらいです。メヌケは初めて食べましたが、これまた淡泊な白身に醤油の甘い味が程よくしみていて絶品でした。知りませんでしたが、意外と高級魚みたいですね。
店内はおじさんが多めでしたが、中には若い女子2人組とかもいて多様です。一人旅行者でも安心して入れます。めちゃくちゃ居心地よかった。次の日の朝も来ようかと真剣に思いました。
1日目夜 イオンの寿司
松島観光を終え、仙石線にコトコト揺られて仙台方面へ帰ります。松島は割と早い時間に店じまいするところが多いみたいで、14時の観光船1時間コースから帰ってきたら、店もお寺もほぼ閉店していました。牡蠣食べ損なった…。
せっかくだからこの土地のスーパーを見てみたいということで、仙台駅の1つ先、終点のあおば通駅で下車し、イオン仙台店に行きました。ビジネス街の中にあって、駅徒歩5分くらいです。
ぶっちゃけ普通のイオンでした。でも全国どこでも同じってやっぱりすごいことです。
お土産を買いがてら(後述)、ホテルで食べる夕飯も調達しました。寿司!
9貫で1400円ほど。どこで水揚げされた魚なのかは書いていませんが、東京で食べるより明らかにおいしい。特にうに。
ちなみに、イオンでお会計したあとに醤油がついていないことに気づき、仙台駅のJupiterでボトル醤油買うことになりましたが、その向かいにあった肉のいとうで仙台牛入りコロッケを見つけられたので、これは怪我の功名。「かたい信用やわらかい肉」ってコピー、いいですね。
ちゃんと肉が入っています。
部屋で気兼ねなく食べる夕飯もいいもんです。
2日目朝 伊藤商店の朝ラーメン
今回はホテルメトロポリタン仙台に泊ったのですが、ホテルの近くにコンビニもなく、駅まで行ってまた部屋に引き返すのもなーと思ったので、チェックアウトしてそのまま仙台朝市を見に行くことに。
朝市といっても、朝8時の段階ではまだどの店も店先に品物を並べている最中で、細い道にトラックも入ってくるし、なかなかごちゃっとしています。
そんな中、朝市内の居酒屋、伊藤商店では朝7時=10時まで朝ラーメンを提供しているとのことで行ってみました。
朝ラー、600円です。塩ベースのスープは朝にうってつけ。反面、チャーシューはがっつり肉の味。ちょうどいい感じです。
こうして仙台での3食は終了。地下道を通って駅に向かう途中、何かと話題の羽生結弦のポスターを発見。
あとこれは、駅の東口側で見つけたとんかつの自販機。
お土産
自分用、家族用、会社用にいろいろお土産を買ってまいりました。
まず気になるのが左上。これは喜久水庵を経営しているお茶の井ケ田が開発したWHEYプロテイン(抹茶カプチーノ味)です。
初めて飲むプロテインを旅先で買うことになるとは。他のプロテインがどんなかまだ知りませんが、普通に抹茶ラテの味がしておいしいです。黒糖きなこ味もありました。
プロテインの下に見えるのが白謙の笹かまぼこ各種(特上、チーズ笹、白謙揚げ やさい入り)。店員さんに「特上と極上の違いは何ですか?」と聞いたら、「大きさが違います」とのことでした。うな重方式ですね。
その右がそれぞれイオンで仕入れた仙台麩と白石温麺。仙台麩の通常サイズは土産物店でよく見かけましたが、ミニサイズはついぞイオンでしか見ませんでしたね。ナスと一緒に煮物にしました。
白石温麵は油を使わないそうめんの仲間で、短いのが特徴です。一人暮らしの小さい台所にはありがたい。後日、笹かまを乗せていただきました。つるっとして優しい味です。
最後に、温麺の下に見えるのが宮城県オリジナルのいちご、もういっこです。
果物の有名店、いたがき本店で購入しました。
さっぱりしているのにとても甘くて、今年食べたいちごの中でナンバーワンでした。